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バスケ日本代表の監督は誰? 桶谷大HCの経歴とホーバス退任、コーチ陣

公開 バスケ図鑑 編集部
こんな疑問に答えます
  • いまの監督(ヘッドコーチ)は誰?
  • 桶谷大さんはどんな経歴?
  • コーチ陣・アシスタントコーチは?
  • ホーバス前監督はなぜ辞めた?
  • 歴代の監督は?

バスケットボール男子日本代表の監督(ヘッドコーチ)は、2026年2月に就任した桶谷大(おけたに・だい)さんです。トム・ホーバス前ヘッドコーチの後を継ぎ、2026年10月時点ではB.PREMIERの川崎ブレイブサンダースのヘッドコーチと兼任しています。経歴、コーチ陣の役割分担、ホーバス前HCの退任の経緯、就任後の成績、歴代の監督を、協会の発表と報道でまとめました。

目次

01バスケ日本代表の監督は誰? 2026年2月から桶谷大ヘッドコーチ

項目男子日本代表の指導体制(2026年10月20日時点)
ヘッドコーチ(監督)桶谷大(おけたに・だい)・48歳
就任2026年2月3日に日本バスケットボール協会が発表
兼任しているクラブ川崎ブレイブサンダース(B.PREMIER)のヘッドコーチ。就任時は琉球ゴールデンキングスと兼任
アシスタントコーチ吉本泰輔、ライアン・リッチマン(2026年2月の発表)
前任トム・ホーバス(2021年9月〜2026年2月)
目標2028年ロサンゼルス五輪での勝利

※出典:琉球新報(2026年2月3日)、Number(2026年2月18日)、共同通信(2026年7月21日)。ヘッドコーチ=チームを指揮する監督のこと。

バスケットボール男子日本代表の監督(ヘッドコーチ)は、桶谷大さんです。日本バスケットボール協会が2026年2月3日に就任を発表しました。前任のトム・ホーバスさんとの契約終了が発表された翌日でした(琉球新報 2026年2月3日)。

桶谷さんは、代表の監督をしながらBリーグのクラブのヘッドコーチも続けているのが特徴です。就任時は琉球ゴールデンキングスと兼任し、2026年7月からはB.PREMIERの川崎ブレイブサンダースと兼任しています。協会は、2028年のロサンゼルス五輪での勝利を目標に掲げています。

日本バスケットボール協会 - JBA「新体制に密着! 桶谷大HCが作る日本代表とは? |INSIDE AKATSUKI|FIBAバスケットボール ワールドカップ2027 アジア地区予選 Window2」(2026年2月公開)。2026年2月に始まった桶谷大ヘッドコーチの新体制と、W杯予選に向けた合宿に密着した映像

クラブと兼任で大丈夫? 本人と協会の説明

川崎のヘッドコーチ就任会見で、桶谷さんは「チームを離れることは否定的に見られるかもしれない」としたうえで、限られた時間だからこそ密度の高い仕事ができると話しました(共同通信 2026年7月21日)。川崎では「優勝争いができるチームをつくりたい」と抱負を語っています。

oricon「【Bリーグ】日本代表・桶谷大HC、川崎HC兼任の決め手を語る「輝く姿を取り戻すことにやりがいを感じた」 『川崎ブレイブサンダース 桶谷大HC就任会見』」(2026年7月公開)。川崎ブレイブサンダースのヘッドコーチ就任会見で、日本代表との兼任の決め手を語った映像

協会の伊藤拓摩強化委員長は、兼任のよさとして、所属チームで日々のバスケの進化を体験できることや、選手の特徴をよく知っていること、リーグ戦で試合の運び方を経験していることを挙げています(Number 2026年2月18日)。

02桶谷大ヘッドコーチの経歴は? 琉球でBリーグ優勝

時期チーム・出来事
1977年12月京都府に生まれる。高校卒業後、アメリカの大学へコーチングを学びに留学
2006〜2008年大分ヒートデビルズ(bjリーグ)のヘッドコーチ
2008〜2012年琉球ゴールデンキングス。bjリーグで2回優勝
2012〜2021年岩手ビッグブルズ、大阪エヴェッサ、仙台89ERS
2021〜2026年琉球に復帰。2022-23シーズンにBリーグ初優勝、2024-25シーズンに天皇杯優勝
2026年2月〜男子日本代表のヘッドコーチ
2026年7月〜川崎ブレイブサンダースのヘッドコーチ(代表と兼任)

※出典:琉球ゴールデンキングスの発表(2026年5月29日)、共同通信(2026年7月21日)、日本語版Wikipedia「桶谷大」(2006〜2021年のクラブ)。

桶谷さんは1977年生まれの48歳で、選手としてではなく指導者としてキャリアを積んできた人です。2006年からプロのクラブでヘッドコーチを務め、いくつものクラブを率いてきました。

いちばんの実績は琉球ゴールデンキングスです。2008〜2012年にbjリーグで2回優勝し、2021年に戻ってからは2022-23シーズンにBリーグ初優勝、2024-25シーズンには沖縄のチームとして初めて天皇杯を制しました(琉球ゴールデンキングスの発表 2026年5月29日)。琉球とは2026年5月に契約満了で別れ、7月から川崎を率いています。

03コーチ陣は? 吉本泰輔とリッチマンが攻守を分担

役職名前主な担当・所属
ヘッドコーチ桶谷大チーム全体を統率。川崎のヘッドコーチと兼任
アシスタントコーチライアン・リッチマン攻撃を組み立てる。2026年2月の発表時はシーホース三河のヘッドコーチと兼任、2026-27シーズンはアルバルク東京のヘッドコーチ
アシスタントコーチ吉本泰輔守備を組み立てる。NBAでコーチを続け、2026年9月のアジア競技大会では監督

※出典:Number(2026年2月18日・2026年8月27日)、共同通信(2026年9月10日)、アルバルク東京の発表(2026-27シーズンのコーチ陣)。アシスタントコーチ=ヘッドコーチを助けるコーチ。

桶谷体制では、攻撃はリッチマンさん、守備は吉本さんがそれぞれ組み立て、桶谷さんが全体をまとめる形をとっています。Number(2026年8月27日)は、この形を「“指揮官”というより“指揮者”」と表現しました。戦術も選手起用もヘッドコーチに集まっていたホーバス体制とは違うやり方です。

3人とも、代表とは別に所属するチームを持つ「兼任」のコーチです。Numberによると、2014年から10年以上続いた専任ヘッドコーチの体制から方針を変えたものです(2026年2月18日)。

アジア競技大会は吉本泰輔さんが監督で銀メダル

2026年9月に愛知・名古屋で開かれたアジア競技大会では、若手中心の日本代表を吉本泰輔さんが監督として率いました。吉本さんはNBAで映像分析やコーチの経験を積んできた人で、主要な国際大会で日本の指揮をとったのは初めてです(共同通信 2026年9月10日)。日本は決勝で韓国に敗れ、銀メダルでした。吉本さんは2026-27シーズン、NBAのフィラデルフィア・76ersのコーチ陣にも加わっています。

04ホーバス前監督はなぜ辞めた? 協会は「方向性の相違」

oricon「【バスケ日本代表】琉球の桶谷大氏がトム・ホーバス氏に代わってHCに就任 八村塁の代表招集に関して見解を述べる「世界で戦うには八村の力が必要」 【質疑応答フル】」(2026年2月公開)。2026年2月13日の就任会見で、桶谷大ヘッドコーチが記者の質問に答えた場面の映像

トム・ホーバスさんは、女子日本代表を東京五輪の銀メダルに導いたあと、2021年9月に男子のヘッドコーチになりました。2023年のW杯では3勝を挙げてアジアの国で1位になり、48年ぶりに自力でオリンピックの出場権を取りました(テレ東スポーツ 2023年9月2日)。

日本バスケットボール協会は2026年2月2日、ホーバスさんとの契約終了を発表しました。理由は「今後の代表強化に関しての方向性の相違によるもので、個人の責に帰すものでは無く」と説明しています。ホーバスさんは「代表チームのヘッドコーチとしての私の旅がここで終わりを迎えた」とコメントしました(デイリースポーツ 2026年2月2日)。

朝日新聞は「事実上の解任」と伝え、朝日新聞や共同通信は八村塁選手との確執が一因になったとの見方を報じました。一方で協会の島田会長は、八村選手の批判は「直接的(な影響)ではない」と説明しています(THE ANSWER 2026年2月3日)。経緯は八村塁とホーバスに何があった?で詳しくまとめています。

05歴代の監督は? 2003年以降の主なヘッドコーチ

男子日本代表の主な歴代ヘッドコーチ(2003年以降)
2003〜2006ジェリコ・パブリセヴィッチ日本開催の2006年世界選手権2010〜2012トーマス・ウィスマン2014〜2016長谷川健志2017〜2021フリオ・ラマスW杯2019・東京五輪(ともに未勝利)2021〜2026トム・ホーバスW杯2023でアジア1位・パリ五輪2026〜桶谷大クラブのHCと兼任・ロス五輪へ
出典:日本バスケットボール協会の発表を伝えた報道(デイリースポーツ・琉球新報・Number ほか)、日本語版Wikipedia「バスケットボール男子日本代表」の歴代ヘッドコーチ一覧をもとに当サイトが作図。2006〜2009年・2012〜2014年などの短い期間のHCは省略

男子日本代表は、2003年のジェリコ・パブリセヴィッチさん以降、外国出身の人と日本人の両方がヘッドコーチを務めてきました。2017〜2021年はアルゼンチン代表を率いた経験のあるフリオ・ラマスさんで、日本はW杯2019と東京五輪に出ましたが、どちらも勝てませんでした(デイリースポーツ 2023年9月3日)。

続くホーバスさんの時代にW杯で3勝を挙げ、パリ五輪にも出ました。桶谷さんは、ホーバス体制のよい部分は引き継ぎつつ、各選手のよさを出すと最初のミーティングで選手に伝えたそうです(Number 2026年8月27日)。オリンピックの戦績はバスケ日本代表のオリンピック成績で読めます。

06桶谷体制の成績は? W杯予選は6試合で4勝2敗

日付(W杯2027アジア予選)相手・会場結果
2026年2月26日中国(沖縄)80-87 負け
2026年3月1日韓国(沖縄)78-72 勝ち
2026年7月3日中国(敵地)92-73 勝ち
2026年7月6日韓国(敵地)79-81 負け
2026年8月27日(現地)サウジアラビア(敵地)106-78 勝ち
2026年8月31日カタール(東京)123-70 勝ち

※出典:バスケットボールキング(2026年2月26日・3月1日・7月3日・7月6日・8月28日・8月31日)。

桶谷さんが指揮をとったW杯2027アジア予選の6試合は4勝2敗です。初戦の中国戦は敗れましたが、3日後の韓国戦で初勝利を挙げました。8月は八村塁選手と河村勇輝選手が代表に戻り、サウジアラビアとカタールに大差で連勝しています。

次の代表戦は2026年11月26日(レバノン戦)と29日(カタール戦)で、どちらも敵地です。10月20日時点で登録メンバーは発表されていません。予選の順位と突破の条件はW杯2027アジア予選の記事にまとめています。

よくある質問

バスケ男子日本代表の監督はいつ代わりましたか?

日本バスケットボール協会が2026年2月2日にトム・ホーバス前ヘッドコーチとの契約終了を、2月3日に桶谷大ヘッドコーチの就任を発表しました。

桶谷大ヘッドコーチは何歳ですか?

1977年12月23日生まれで、2026年10月20日時点で48歳です。京都府出身です。

「監督」と「ヘッドコーチ」は違うのですか?

同じ意味で使われています。バスケットボールではチームを指揮する人を「ヘッドコーチ(HC)」と呼ぶことが多く、報道では「監督」とも書かれます。

女子日本代表の監督は誰ですか?

女子日本代表はコーリー・ゲインズヘッドコーチが2025年から率いています。男子とは別の指導体制です。

桶谷ヘッドコーチの最初の試合は?

2026年2月26日、沖縄サントリーアリーナでのW杯2027アジア予選の中国戦です。80-87で敗れ、3月1日の韓国戦(78-72)で初勝利を挙げました。

まとめ:バスケ日本代表の監督は桶谷大ヘッドコーチ

  • 男子日本代表の監督は桶谷大ヘッドコーチ(48歳)。2026年2月3日に就任が発表された
  • 代表と川崎ブレイブサンダースのヘッドコーチを兼任(就任時は琉球と兼任)
  • 琉球で2022-23シーズンにBリーグ初優勝、2024-25シーズンに天皇杯優勝
  • アシスタントコーチはリッチマンさん(攻撃)と吉本泰輔さん(守備)。アジア競技大会は吉本さんが監督で銀メダル
  • 前任のホーバスさんは2026年2月に契約終了。協会は「方向性の相違」と説明
  • 桶谷体制のW杯予選は6試合で4勝2敗。次は2026年11月26日・29日

代表の選手たちはバスケ日本代表の世界ランキングで、帰化選手のルールはバスケ日本代表の外国人選手は何人まで?で読めます。桶谷さんが率いる川崎の選手は川崎ブレイブサンダースのデータで確かめられます。

※この記事の情報は2026年10月20日時点のものです。

出典・参考

  1. 琉球新報(2026年2月3日)バスケ日本代表新監督の桶谷氏、キングスHCも兼任 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-5010378.html
  2. デイリースポーツ(2026年2月2日)JBAが男子代表ホーバス監督と契約終了発表 https://www.daily.co.jp/general/2026/02/02/0019976969.shtml
  3. THE ANSWER(2026年2月3日)JBA緊急会見 https://the-ans.jp/news/627856/
  4. Number(2026年2月18日)宮地陽子 バスケ日本代表“大きな方針転換”…コーチ陣の「兼任」は吉と出る? https://number.bunshun.jp/articles/-/869347
  5. Number(2026年8月27日)ミムラユウスケ 新生バスケ日本代表・桶谷大ヘッドコーチとは何者なのか https://number.bunshun.jp/articles/-/871733
  6. 琉球ゴールデンキングス「桶谷大ヘッドコーチ 退任のご報告」(2026年5月29日・財経新聞掲載) https://www.zaikei.co.jp/releases/3455114/
  7. 熊本日日新聞(共同通信 2026年7月21日)桶谷新監督「優勝争いを」 バスケ、Bプレミア川崎 https://www.kumanichi.com/articles/2016058
  8. 秋田魁新報(共同通信 2026年9月10日)日本人NBAコーチが代表指揮 バスケ男子の吉本泰輔監督 https://www.sakigake.jp/news/article/20260910CO0117/
  9. アルバルク東京「アシスタントコーチ 2026-27シーズン契約のお知らせ」(PR TIMES) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000540.000035222.html
  10. テレ東スポーツ(2023年9月2日)48年ぶりの五輪自力出場が確定 https://www.tv-tokyo.co.jp/sports/smp/articles/2023/09/029775.html
  11. バスケットボールキング(2026年8月31日)バスケ日本代表がカタールから123得点奪い圧勝 https://basketballking.jp/news/japan/20260831/630154.html
  12. 日本語版Wikipedia「バスケットボール男子日本代表」歴代のヘッドコーチ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%94%B7%E5%AD%90%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8
バスケ図鑑 編集部

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